暑い夏は終わりましたが、暑い日がまだ続きますね。暑いと冷たい飲み物や麺類などが恋しくなりますが、涼しくなるにつれ暑い日よりも摂取量は減ってきてしまう人が多いと思います。今回は水分摂取量についてのお話です。
人の身体は成人男性で約60%、女性は約55%、高齢者では約50%が水分から成り立っており体温の調整などを行う必要不可欠なものです。水分損失率がたった1%失われただけでも身体は大量の汗と喉の渇きが現れ、損失率が2%になるとめまいや吐き気等も現れてきます。
日頃、利用者様のお話を聞いていると「のどが乾かない」や「飲むと寝ているときに何回もトイレに行くから」等の意見が多く聞かれます。季節を問わず、こまめに水分補給を行い脱水に気を付けていきましょう。
簡単なチェック項目がありますので参考にしてください!
~症状があったら要注意なポイント~
・喉が渇いていないでしょうか?
・爪を押して離したときにすぐピンク色に戻りますか?
・尿の色は濃くありませんか?
・手の甲をつまんで離したときに跡が残りますか?
・口内の乾燥は気になりませんか?
・便秘気味ではありませんか?
~水分不足の予防となるポイント~
・食事の量は十分であるか
・就寝前と起床前に水を飲んでいますか?
・入浴前後に水を飲んでいますか?